小原洞窟の恐竜ランド
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前回の恐竜館ではがっくり太郎の隊長であったが、懲りもせず次に恐竜ランドへと向かった。恐竜ランドに至るまでに恐竜型(まるでガメラのラドン)の立派なバスの待合所があった。前回の恐竜館からは想像もできないほど立派なつくりであった。そして入り口まで来ると、でっかい恐竜の模型が見えてきた。恐竜館とは全く違う大スケールに隊長の気持ちは高揚してきた。 しかしその気持ちも、入口に掛けられたなぞめいた看板によって、打ち消された。入口の向かって右手には「恐竜ランド」と看板があり、左手には「小原洞窟」との看板があった。隊長得意の謎が謎を呼んできた。「この恐竜ランドも一筋縄では行かないぞ」と隊長の怪しげ魂が木魂した!
謎めいた看板を通り過ぎ、料金所までくると、更なる謎めいた物体に遭遇した! なんとヘルメットが置いてあるではないか!
余談な話になるがヘルメットと言えば、思い出さずに入られない出来事がある。隊長が以前勤めていた会社では実験の際必ずヘルメットを着用しなければならなかった。ヘルメットをかぶり実験をするとヘルメットの中は、かなり蒸れていた。この髪の毛には劣悪な環境によって、隊長の頭髪は徐々に薄くなっていった。しかたなく、 「禿は労災だ!」と組合にも掛け合ったが、全く相手にされなかった。実験をすればするほど、隊長のDNAに刻み込まれた禿情報が、ここぞとばかりに機能し、頭髪がどんどんと薄くなっていくという恐怖感にさいなまれた苦い日々を思い出した。 おっと、かなり横道にずれた。話をヘルメットに戻ろう。ヘルメットの上にある「お願い」を読んで見ると、「洞窟内を探索する際に低いところで頭を打つ恐れがあるのでヘルメットをかぶってくれ」と書かれていた。 なるほど合点。そう言うことでヘルメットが必要なのか!なかなか本格的になってきたぞ!初めて探検隊の名に恥じぬ調査となってきたと隊長は燃えたぎってきた。 さて洞窟の入り口に立つとこの洞窟の説明書きがあった。その説明によると、この小原洞窟は、昭和40年代まで金や銅の鉱山で、廃鉱になった後を恐竜ランドとしてリニューアルしたらしい。だから入り口に小原洞窟と恐竜ランドの二つの名前があったのだ。なるほど合点。 前置きが長くなったが、恐竜ランドの中の報告へと移ろう。まず最初に目に入ってきたのは、ワニのような生物の模型だった。これが噴水の近くで展示されていた。大きさは30cm程度の小さな模型で、入り口で感じた大スケールの予感は全く外れた。「入り口のあったブラキオサウルスとあまりにも差があり過ぎや!それにしてもしょぼしょぼなワニや。それにつけてもなんで噴水やねん!」と大噴火隊長になった。
「さすがに最初の展示からびっくりさせるほど大きな模型があるわけが無いわ。」と大噴火隊長をなだめつつ、更に奥へと探検した。次に目に入ったのは手の平サイズの恐竜のミニチュア模型!「子供のおもちゃか!」とモチベーションは下がり、がっかり隊長になってきた。 さらに次の模型も隊長をがっかりさせた。やはり模型はハムスター程度の大きさ。完全に観光客を舐めているぞ!
このような子供だましの展示物を見物し、大噴火→がっかり隊長となっていたが、最後にはランドやってくれた。隊長に反応した牛程度大きさのトリケラトプスが突然咆哮を発し前後に動いた。こ・これには「素」でびっくり隊長となってしまった。さらに次の展示では、人物大以上のテラノドンとアストロドンが咆哮を発し、グラグラ動きながら隊長を迎えてくれた。「なかなかの迫力!」と感心しかけたが、「いやちがう。今まではしょぼすぎただけや。」とうっかり騙されるところだった。
不満を抱えつつ恐竜ランドを後にした隊長に怪しげ看板が飛び込んできた。その看板の一番目立つところに「3D/立体/映像」と書かれていた。同じような意味の言葉を連呼し、訴求効果を狙っているのか!隊長は見た瞬間「おんなじ意味やないか」と突っ込んでいたが、それはこの看板の狙いどおり。まんまと隊長はこの看板にやられていたようだ。 そして次に「目が腰を抜かす」と謎めいたメッセージが書かれていた。さすがの隊長もこの言葉の真意は分からなかった。目が腰を抜かすとはこれ如何に!早速この3Dを上映しているところを探したが、残念ながらこの日は、休館していたため、目が腰を抜かすは体験できなかった。(がっくり隊長) このように最後まで気の抜けない花園村であった。花園村の怪しげ物件の調査に恐竜館で600円、さらに騙されランドでも600円も払ったのは「うっかり八べいの隊長」といえよう。
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