秘境探検記録−○賀桃源郷の夜
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by元隊員No.3 こうすけ この記録は私と、私の職場の仲間が体験した世にも不思議な桃源境での出来事である。夢なのか真実なのか、あの世にも不思議な夜から半年を経過した今も結論は出ていない。しかし今ようやく、筆舌を超えた経験を文字にする事を決意した。この記録を見てあの地を再び訪れ真実を確かめる隊員が続くことを願ってやまない。
1章:旅の始まり それは例年の新年会を兼ねた部署旅行のはずだった。去る2001年1月26日、我々13名は雪深いJR○賀駅に降り立った。列車の旅で既にほろ酔い気分の私達は、いつの間に来ていたのか実直そうな中年男にいざなわれ、バスのシートに身をうずめた。バスには我々と初老の男性1人が乗るばかりである。初老男性は独り言をつぶやくように、「2次会がええんや。2次会を見らっしゃい」を繰り返す。意味もわからず30分程してバスが到着した。 少し派手さを感じる外観であるが、感じのよさそうな旅館である。長いエスカレータを昇った時、我々は目を見張った。「うさぎちゃん」1)が二人、「ようこそいらっしゃいました」、深々とお辞儀での出迎えである。不思議な旅館だと噂をしていると、ガチャピン2)に酷似した仲居さんが我々を部屋に案内すると言う。ガチャピンは我々とエレベータに乗るなり、「いちじかーい、にじかーい、さんじかーい、そしてよじかーい」を繰り返す。狐につままれた我々はガチャピンと目を見ようとしたが、ガチャピンの視点3)は宙を舞い、定まらない。 2章:入浴 何か心に不穏なものを感じながら我々は大浴場に向かった。大浴場では更なる驚きが待っていた。浴衣を脱ぎ、中に入るとピンクのレオタード?水着?を着た女性数名が男性を取り囲みうごめいている。我々は周囲を警戒しながら、湯に入ったのもつかの間、「はい次、洗ってない人!」 と声をかけられた。恐る恐る近寄っていくと怪しい椅子4)に座らされ、両側からゴシゴシと始まる。これが何とも心地良く、危うく場所を間違えてしまいそう5)になりながら、必死に自分を保とうとする。程なくして「はい終了!次の人!」お湯をかけられながら、再び湯に向かう私がいた。 3章:1次会(食事) さすがに動揺は隠しきれない我々は本日のメインイベント、宴会場に向かうのであった。その時私はある奇妙な事に気づいていた。宴会場は5階にあるのだが、これまで女性客を一人も見ていないのである。宴会上に入る前に男性の従業員から撮影機器・録音機器のチェックが入り幹事はデジカメを取り上げられていた6)。 宴会場ではグループ長を上座にし、コの字型に我々部下が位置した。そしていよいよ宴会が始まった、と同時に「こんばんは!私達宴会のお手伝いをさせていただきまーす」という黄色い声が入ってきた。まるで竜宮城の乙姫である。極めて薄いピンクの布7)をまとった乙姫が4人、ひらひらと踊っている。我々は目を点にしながらも次第に官能の世界に見を埋めていくのであった。最初の変化は新婚ホヤホヤで、堅物のA氏だった。宴会が始まって10分もたっていないのに、A氏は女性の下着を身にまといニコニコしならが食事をしている。一体いつの間に...。そのうち次々と我々の衣服は消えていき、正面舞台に張られた浴衣のひもに次々と吊られていく8)私は冷静を取り戻そうとトイレに立った。するとトイレでは別の団体の客が、これも全裸で頭にはTバックをかぶって用をたしている。ここもダメかと思った。トイレから帰り部屋の全体を見渡した。全員全裸である9)。 2時間も経過した頃だろう、私はそろそろシメにはいるよう幹事に伺いに行った。その時幹事は女の子と恋愛について真剣に話をしているようであった。悪いなと思いながらも彼に背後よりしゃべりかけた時、私は自分の目を疑った。真剣に話合っている彼の○間は彼女の上○運動の中で隆盛を誇っていたのである。私は眩暈を覚えた。
4章:2次会(カラオケスナック) 世にも不思議な宴会で体内エネルギーの90%を失った私達は、部屋に戻ることも許されず2次会へといざなわれた。2次会では長いテーブルの周りに私立ちが座り、その中に女性一人、女の子一人、○乳一人が割り込むように座ってきた。最初は比較的穏やかにグラスを傾けあっていた私達、その後繰り広げらる悪魔の宴を知るよしもなかった。 ひときわ賑やかなイントロが流れTMレボリューションの曲が始まった。数人の男性客と女性従業員が舞台で踊り始めたその時、私は自分の目を疑った。激しい8ビートに合わせ、女○従業員が後ろから○き上げ○れている。そして私の仲間達からも次々とカラオケのリクエストが始まった。私達は壊れはじめていた。
5章:3次会(カラオケスナック2) ほとんど廃人と化した私達にとって社会人としての常識など皆無に等しかった。3次会では女性はパ○ツのみの姿である。それを見ていささかの疑問も感じ得ない我々がいた。マインドコントロールとはこのような状態なのか、カラオケで歌う時はコースターで○間を飾らなければいけないという訳のわからないルールが出来ていた。それにしても自分の浴衣と下着はどこに行ってしまったのだろう、もうしばらく見ていない。3次会も終焉を迎えるころ、私は驚愕の事実を目の当たりにする。グループ長が○村新○の曲を歌い始めたその時、私達にとっては大先輩で有り、人生のお手本であったB氏がとうとう壊れて10)しまった。あのB氏が女性従業員の背後でリズミカルに○き上○ているのである。 人間とはかくも儚き存在なのか。理性とは、人格とは一体何なのか.....
6章:4次会(不明) 4次会については、法律上の問題よりその一切を記載することができません。気になる方はご自分で探検すべし。
7章:チェックアウト 昨日のことが夢のようである。そこは全く普通の旅館の朝が繰り広げられていた。ロビーにはお土産を斡旋する女性従業員、フロントにはきっちりしたスーツ姿の従業員がテキパキと客の応対をしている。しかし彼女達を我々は既に知っていた。昨晩、お風呂で、宴会で、2次回で、3次会で....。しかし私達はあえて彼女達に声をかける事はなかった。それはこの桃源郷で、彼女達に真のプロフェッショナルを見たからだ。私の計算では彼女達の睡眠時間は2時間程度である。
<編集後記> 今でもあの日の出来事が真実なのか夢なのかわかりません。しかしもし真実だったのならば、それはあの女性従業員達が真のエンタテーメントいや、芸術により繰り広げられた世界なのでしょう。そして例年の新年会を兼ねた旅行のはずであったのに旅行としての思い出は何もない11)のも事実です。最後に文章ばかりになってしまったのは先に述べたように一切の写真撮影が許されなかったからです。どうぞご容赦下さいませ。
<添え字説明> 1)アダルト向けコスチューム 2)ひらけポンキッキ、ムックの友達 3)らりってる 4)隅々まで洗える道具 5)近くだと雄琴 6)コンサート会場に入る時と同じチェック 7)まるみえ 8)洗濯物のように 9)ここは風呂場か! 10) もう何年かぶりの勃○だそうです。 宴会で何を食べたのかも家族に説明できなかった(本当に覚えてない)
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